ここでは、「勝負」の本質を突いた世界の陸上競技選手たちの名言をご紹介していきます。

陸上競技とは、陸上で行われる運動競技のうち、主として、走・跳・投の基本動作からなる競技の総称で、その歴史は紀元前776年の第1回古代オリンピックまで遡ります。この時(第一回)にはスタジアムの長さ分の走種目、スタディオン走(現代で言うところの短距離走)のみが行われ、その後種目が増えたそうです。

日々の努力を花開かせる勝負のとき。陸上競技選手は、スタートからゴールまでの数秒の勝負に意識を集中させます。トップアスリートたちは、どのような心境で、その勝負と向き合っているのでしょうか? 勝負へのモチベーションを上げてくれることばで、これから挑むあなたの戦いのパワーにしてくださいね。

 

勝負の本質を突いた名言〜世界の陸上選手より

「世界新を出す準備は完璧だった。そして実現したんだ」

I was definitely ready for the world record and I did it.

-Usain Bolt-

ウサイン・ボルト

ジャマイカの元陸上競技短距離選手。2002年から2017年までの現役時代は数々の記録を樹立し、人類史上最速のスプリンターと評された。稲妻を意味する「ライトニング・ボルト」の愛称で呼ばれる。

 

「自信を持たなければ、常に勝たない方法を探してしまうんだ。」

If you don’t have confidence, you’ll always find a way not to win.

-Carl Lewis-

 

「大きなレースを前にした時の私の思考は、とてもシンプルだ。スタートを切れ、自分のレースをしろ、リラックスした状態で走れ。自分のレースをすれば勝てる・・・エネルギーをレースに注げ。集中しろ。そう自分に言い聞かせるんだ。」

My thoughts before a big race are usually pretty simple. I tell myself: Get out of the blocks, run your race, stay relaxed. If you run your race,you’ll win…Channel your energy. Focus.

-Carl Lewis-

「自分でコントロールできないことを排除して、できることに集中するんだ」

(2010年11月、イギリス・ロンドンでのインタビューで、来たる五輪を前に選手がすべきことへの回答)

Eliminate the things that you can’t control. and focus on the things you can.

-Carl Lewis-

カール・ルイス

アメリカ合衆国の男子元陸上競技選手。10のオリンピックメダル(うち9つが金メダル)と10の世界選手権メダル(うち8つが金メダル)を獲得した。

 

「私を倒せるのは、唯一私だけだ。」

戦うべき相手は、常に自分であるということを端的に表したことばですね。

The only one who can beat me is me.

-Bichael Johnson-

マイケル・ジョンソン

アメリカ合衆国の男子元陸上競技選手。3回のオリンピックで計4つの金メダルを獲得。